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２０１０年度理事会の概要について

　2011年度農業経済学会大会延期に伴い、2011年3月29～31日に持ち回りで理事会を開催し、以下の事項について提案・報告され、承認された。

2010年度 理事会資料

１．2010年度決算案について
　2010年度日本農業経済学会大会会計決算は、資料１のとおりであり、資料２のとおり、2010年度収支決算結果については、監事により、慎重に監査した結果、適正であることが認められた。

２．2011年度予算書について
　資料３のとおり、2011年度予算については、収入・支出を22.8百万円で計画する案が了承された。

３．監事の選任について
　監事については、會田陽久氏（農林水産政策研究所）の任期が、2009年4月1日より、2011年3月31日までとなっている。このため、新監事としては、松久勉氏（農林水産政策研究所）を候補として推薦し、了承された（任期：2011年4月１日～2013年3月3１日）（資料４参照）。

４．企画委員会規程の改訂について
　資料５のとおり、企画委員会規程を改訂することが提案され、了承された。

５．日本農業経済学会論文投稿規程の改訂について
　資料６のとおり、日本農業経済学会論文投稿規程を改訂することが提案され、了承された。

６．編集委員の交代等
　資料７のとおり、編集委員を交替するとともに、論文集投稿論文のみを審査する編集委員を新規に創設することが提案され、了承された。

７．学会役員の交替
　江川理事を常務理事（庶務）とし、小泉常務理事（庶務）を理事とすることが提案され、了承された（資料８）。

８．総会の承認について
上記２、３、７については理事会の承認に加えて、総会の承認が必要であるが、大震災の影響により、年度内に総会を開催することが困難な状況下、理事会決定をもって総会開始日まで暫定的に運用し、総会で改めて協議することが了承された。特に、2011年度予算書については、総会の直前に再度、理事会を開催し、2011年３月から総会開催時点までの暫定予算と合わせて2011年度予算案を再度、協議した上で総会に上申することが了承された。

９．2012年度大会
　2012年度大会については、資料９のとおり、2012年3月29日～30日に九州大学で予定していることが報告された。

10. 岩波書店との新たな販売契約
　2009年度からの岩波書店からの要望を踏まえて、当学会と協議を重ねた結果、資料10のような新たな販売契約書を締結したことが報告された。販売契約の概要は以下のとおりである。
①　買上価格の定価に対する比率60％（現行75％、岩波要求50％）
②　１号当たり買上部数320部（現行450部、岩波要求320部）
③　販促用見本の無償提供25部（現行0部、岩波要求25部）
④　以上について2年程度実施し、経過を踏まえて再協議する

11. 学会誌関係
  和文誌および英文誌の編集状況について以下のとおり、報告された。
  ①  「農業経済研究」
　　　2010年度：投稿９件（うち採択1件）
　　　2011年度：投稿１件（審査中）
　②　JJRE（英文誌）
　　　2010年度：投稿６件（うち採択４件）
　　　2011年度：投稿0件

12. 学会賞・国内学術交流関係
　学術賞候補１名、奨励賞候補２名を決定したことが報告された。

13. 国際交流関係
　資料11のように、韓国農業経済学会への参加、日韓セッションでの報告、アジア農業経済学会及び第７回ハノイ大会について報告された。

14. 情報関係
　会員のメールアドレスについては、最新のものに更新するよう会員に協力を求めることが確認された。

15. 会員動向
　資料12のように、2011年２月末現在の会員数は1,582名（名誉会員38名、正会員1,104名、学生会員422名、購読会員18名）であることが報告された。