2020年度日本農学会シンポジウムについて下記のとおりご案内致します。
2020年度シンポジウム「水と農学」
日時:2019年10月3日(土) 13:00~
会場:オンライン(ZOOMウエビナー)
主な対象:一般、学生、院生、若手研究者
講演要旨:前日WEB上に掲載 冊子は別売(500円/1部-要事務局連絡)
事前申し込み(下記URLからご登録ください)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_-Myjc5DUTp6zydZKTOAwNw
内容:
水は地球上のすべての生命の基盤である。加えて地球の中で生物が生息可能な領域である生物圏の気象・海流等の物理化学的環境を考える上でも水は必須要素である。農林水産業は水と極めて密接な関係にあり、その関わりも農産物生産・加工における直接的な水利用に限らず、生物としての農産物における生体内現象の媒体としての水、利水や治水といった水の安定かつ安全な利用に資するもの、森里海をつなぐ物質循環の媒体としての水、生物生産の場として水圏を利用する水産など多種多様である。現在、地球規模での水の持続的利用および水資源の確保は喫緊の課題であり、このままでは2030年までに淡水の不足量は実際の必要量の40%にも達すると推計されている。このような現状において、農学の役割・使命は以前にもまして大きく、その取組の実際や新たなアイデア・知見を広く持ち寄り、理解を深めることの意義は大きい。上に例示した農林水産業と水との関係や持続可能な水利用に関する諸課題にとどまらず、多彩な観点から水と農学の関わりについて講演いただき、多角的に議論する場となることを期待したい。
講演題目:
「水を味方につける農作業―気候変動を乗り越え安定生産に向けて―」
神戸大学大学院農学研究科 庄司 浩一
「気象環境に反応して水透過を制御する遺伝子」
農研機構東北農業研究センター 羽田野 麻理
「水耕栽培における大きな脅威-水媒伝染性植物病原菌」
岐阜大学流域圏科学研究センター 景山 幸二
「森里海を繋ぐ森林からの流出水」
京都大学フィールド科学教育研究センター 徳地 直子
「農業水利施設を利用する水草たち」
農研機構農村工学研究部門 嶺田 拓也
「農地土壌における水移動と環境保全」
農研機構農業環境変動研究センター 江口 定夫
「海の豊かさを支える小さな力持ち」
東京大学大学院農学生命科学研究科 高橋 一生
英文サイトは
こちらからご覧頂けます。
学会への入会をご希望の方は
上記フォームから申込み可能です。
住所等の変更があった方は上記
フォームから修正をお願いします。
※入会に関する詳しい情報は
「会員登録のご案内」から
ご確認下さい。
「単語をクリックすると、その単語が付箋(=タグ)として張られた記事が一覧表示されます。大きいものほど使用頻度が高いタグです。
【カテゴリ】:公募情報 |