日本農学会シンポジウムのご案内(日本農学会)
平成29年度シンポジウム:大変動時代の食と農
日時:平成29年10月 14日(土)午前10 時より(午前9 時30 分開場)
会場:東京大学弥生講堂・一条ホール
主な対象:一般、学生、院生、若手研究者
講演要旨:別売(500円/1部)
内容:
近年、地球規模での気象異変による食料生産の不安定化、急増・流動化する世界人口と食料消費構造の変化、人類の生産活動によって引き起こされる環境問題など、さまざまな環境の変動が、農業・食料生産を脅かすようになっている。そこで、本シンポジウムでは、農・食の生産を脅かす地球規模の環境変動と、その克服・解決を目指した研究の取り組みを紹介し、大変動時代に農学が果たす役割を考える契機としたい。
プログラム
講演題目:
「降雨パターンの変動と林地災害の激甚化」
森林研究・整備機構 森林総合研究所 大丸 裕武
「変動する海流システムと水産資源の持続可能性」
長崎大学水産学部 中田 英昭
「環境変動が雑草の生態や管理に及ぼす影響」
農研機構 農業環境変動研究センター 與語 靖洋
「地球温暖化によって果樹の栽培適地はどうかわる?」
農研機構 果樹茶業研究部門 杉浦 俊彦
「塩からい水で魚と野菜を育てる-乾燥地での持続的な食料生産をめざして-」
鳥取大学農学部 山田 智
「地球温暖化から家畜生産を守る~適応技術開発の取り組み~」
農研機構 畜産研究部門 永西 修
「パイプライン用水路が持つ夏季灌漑水温の上昇抑制効果」
農研機構 中央農業研究センター 坂田 賢
「増大する作物病害虫の新興リスクにどう立ち向かう?」
農研機構中央農業研究センター 大藤 泰雄
「地球環境と食料・農業に関する国際的な科学と社会のコミュニケーション」
農研機構農業環境変動研究センター 八木 一行
【カテゴリ】:学会インフォメーション |